インディ・ジョーンズを支援? ディズニーシーに隠れた松下幸之助の物語
人気ディズニーブロガーとディズニーシーに行ったら、想像を超える感動体験が待っていた【アトラクション編】
◆実在のメーカーの製品が置かれている
活火山のふもとにある神秘的な世界から一転、やって来たのは古代遺跡やジャングルなど探険ムード満点のロストリバーデルタ。「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」の見どころを教えていただきました。
みっこ 映画「インディ・ジョーンズ」シリーズがモチーフになっているアトラクションなので、映画を見てから乗るとより楽しめると思います。
アトラクションももちろんおもしろいですが、スタンバイ列にある小物も見ごたえがあります。注目すべきは「National」(パナソニックの前身である松下電器産業が使用していた製品ブランド名)のラジオが2箇所に置かれていること。これは松下電器産業がインディ・ジョーンズ博士の発掘作業の際に物資を援助した、というストーリーがあるためで、パナソニックの公式サイトにも掲載されていたことがあります。パナソニックがこのアトラクションのスポンサーであって、なおかつ国内外問わず有名なメーカーだからこそ実現したストーリーだと思います。
◆ 一瞬だけ映る「隠れミッキー」は見逃せない
続いては、異国情緒たっぷりのアラビアンコーストにある「マジックランプ・シアター」。映画『アラジン』の人気キャラクター・ジーニーが登場する、3D映像と生身の人間が演じる舞台が一体になった新感覚のアトラクションです。
みっこ 生身の人間が演じているので、セリフにアドリブが入ることも多く、何回見ても楽しめます。シアター内に入ると、人が演じる「アシーム」が鍵を探していますが、この時に車の鍵などを差し出すとリアクションをしてくれることも。過去には「自作の鍵」を持ってくる強者のゲストがいたこともあります。
中盤、一瞬だけ「隠れミッキー」が登場します。ジーニーが化学式のようなものを次々に描いていくシーンで、画面中央に現れるので、見つけやすいと思います。
――アトラクションがあるアラビアンコーストは歩いているだけでも楽しいエリアですよね。
みっこ 砂漠のある地域ならではの町の雰囲気も楽しいですが、細かな表記にもこだわりが隠れています。「キャラバンカルーセル」近くにあるトイレの男女表記はなんと「PRINCE」と「PRINCESS」。この表記がされているのはアラビアンコーストだけです。ディズニーシーでは、エリアごとにさまざまな男女表記があるのもおもしろいところです。ほかには例えば、アメリカンウォーターフロントでは「GENTLEMAN」と「LADYS」、ロストリバーデルタではスペイン語で「Hombres」と「Mujeres」、メディテレーニアンハーバーではイタリア語の「SIGNORI」と「BELLE DONNE」になっている場所があります。マークを見ればどちらかすぐにわかりますが、小さな文字までもエリアの雰囲気に合わせているのがさすがですよね。
――アトラクションは乗るだけでも楽しいですが、設定や物語を知ってから乗るとさらに発見がありますね。ありがとうございました。
【明日3月19日(日)20時は、人気ブロガー・みっこさんと行くディズニーシー体験レポート[待ち時間ゼロの施設・前編]を配信予定です。】
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